エクオールとは何でしょう?更年期の女性に必要な大豆から出来る成分
エクオールという名前を聞いたことがありますか?更年期にさしかかった女性なら、是非知っておいて欲しい成分です。
エクオールとは何なのか、どんな働きをするものなのかということについて学んでみましょう!
<スポンサードリンク>
エクオールと大豆イソフラボンの関係
女性には「大豆イソフラボンがいい」という話は聞いたことがあるのではないでしょうか。
大豆イソフラボンとは大豆に含まれる栄養素のことで、女性ホルモンに似た働きをするといわれています。
女性ホルモンが減少し始め、様々な不調が出る40代には嬉しいことです。
ただ、豆腐や納豆など大豆製品を食べただけではその働きを得られないこともあるようなのです。その理由が大豆イソフラボンとエクオールの関係です。
腸で生まれるエクオール
大豆イソフラボンには種類があって、
- ダイゼイン
- ゲニステイン
- グリシテイン
の3つがあります。
このうち「ダイゼイン」が腸内細菌(エクオール産生菌)の働きによってエクオールに変化するのです。
エクオールが女性ホルモンと似た働きをする
エクオールはその構造が女性ホルモンのエストロゲンととても似ているのです。
だから、エストロゲン受容体と結合することによって、エストロゲンと似た働きをすることが出来るんです。
40代後半からエストロゲンが急激に減少することで更年期障害が出てくるのですが、エクオールにはそれらの症状を和らげる働きがあることが分かっています。
このエクオールの働きが分かったのは割と最近で、1984年にアメリカのSetchell博士らの研究によって明らかにされました。
次はこちら>
supplement-for40.hatenablog.com
<スポンサードリンク>