更年期の吐き気の原因は?今すぐ何とかしたい時の解消法
更年期障害の不定愁訴というと、ホットフラッシュ(のぼせ)、冷え性、イライラなどがメジャーな症状ですが、吐き気に悩まされている人も少なくないのです。
胃腸の調子が悪くなると「病気かも?」と不安になるかと思いますが、年齢が50歳前後だったり、他にも更年期障害の症状が出ている時は、年齢的なものである可能性が高いですね。
更年期特有の吐き気はなぜ起きるのか、その原因と対処法についてお話しします。
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更年期の吐き気の原因
更年期障害が起こる原因は女性ホルモンのバランスが乱れることですが、吐き気も同じことです。やっぱり女性ホルモンが原因なんです。
女性ホルモンと自律神経というのはとても密接な関係があって、どちらかのバランスが乱れると、片方にも影響が出てしまうんですね。
どちらも自分の意思ではコントロールできないので厄介なんです。
自律神経が内臓の働きをコントロールしている
女性ホルモンの減少によって自律神経のバランスが乱れるとどうなるか。
自律神経は内臓の働きをコントロールしていますから、それがうまくできなくなって吐き気を催してしまうんです。
しかも、めまいや耳鳴りなど他の症状がから誘発されていることもあるので、なかなか辛いんですね。
二日酔いや食べ過ぎた時のように時間をおけば治るものではなく、つわりのようにだらだらと症状が続くのが辛いところです。
更年期の吐き気の解消法
今すぐこの吐き気を何とかしたい!という時の対処法をまとめました。困った時に是非試してみてください。
右を下にして横になる
横になれる時には、右を横に下にして(胃の出口を下にする)少し休みましょう。胃の働きを良くして消化を促進し、吐き気を抑えます。
ペパーミント油を嗅ぐ、ミントガムを噛む
ミントの香りが嫌いでなければ、ペパーミントの香りを嗅いだり、ミントのガムを噛むことで不快感が減少します。
薬局に売っているハッカ油もおすすめです。
ショウガ湯、はちみつ湯など温かいものを飲む
生姜には吐き気を抑える作用があるので、ショウガ湯を作って飲んでみてください。そのままでは辛い、という時は蜂蜜を加えると飲みやすくなります。
また、蜂蜜をお湯に入れて飲むのもオススメです。はちみつが胃の調子を整えてくれます。
吐き気止めのツボを押す
手首のシワのところから指3本分下がったところにある「内関(ないかん)」というツボを押してみてください。
更年期の吐き気だけでなく、乗り物酔いにもいいですよ。
吐き気がある時にやってはいけないこと
吐き気を悪化させないために、次のことに気をつけてください。
オレンジジュースなど柑橘系のジュースを飲む
ケーキなどの甘いものを食べる
空腹の時間を長くしない
これらは胃酸が出て吐き気が増してしまいます。
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