更年期の末端冷え性を改善するための簡単な3つの方法
指先など手足が極端に冷える末端冷え性。時には痛みを伴うこともあり、とても辛いですよね。
私も、冷え性は克服したはずなのに、更年期に入ってまた手足が冷えるようになりました。
そこで、この冷えを何とかしようと思い、色々と試しているところです。
冷え性を改善する方法は色々とありますが、なるべく簡単で、すぐに出来そうな方法を3つご紹介します。
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1.手足の温冷浴
私は、お風呂はシャワーだけで済まさずに、毎日湯船に入っています。それでも手足は冷えるんです。
そこでやっているのが、温冷浴。
冷たい水と温かいお湯、交互に浴びることで血行がよくなるのです。
でもお風呂で全身に冷たい水を浴びるのはちょっと辛いので、洗面所で手だけやっています。お風呂の時は足だけやっています。
温冷浴のやり方
水とお湯、交互にかければいいのですが、最後を水にするのがポイントです。
温かいお湯をかける→水をかける、を何度か繰り返し、最後は水で終わります。
毛穴をきゅっと引き締めて、熱を逃がさないようにするためです。
足は、お風呂から上がる前に、シャワーでお湯→水を何度か繰り返すといいです。これも最後は水で終わります。
慣れてきたら、スタートを水にするとさらに効果がアップ。最初に血管を収縮させてからの方が拡張しやすくなるからです。
温冷浴で自律神経のバランスを整える
更年期の症状の一つとして、自律神経のバランスの乱れがあります。
自律神経は自分の意思ではコントロールできないので、切り替えがうまくいかなくなって色々と辛くなってしまう。
人は、暖かさを感じると副交感神経が、冷たさを感じると交感神経が刺激されます。
だから、温冷浴で強制的に自律神経のスイッチを切り替えることで、バランスを整えていくのです。
全身の血行がよくなる
手足の血行を良くすることで、全身の血行も良くなります。
特に足は心臓から遠いところなので、ただでさえ血行が悪くなりがちです。
手足をしっかり温めることで身体の巡りが良くなっていきますから、元々冷え性で困っている人もぜひやってみてください。
2.靴下はゆるめのものを
足が冷えているからといって、部屋の中や寝るときでも靴下をはいている人は多いと思うのですが、靴下の締め付けがきついと足の血行が悪くなってしまいます。
冷えを取るために履いているもののせいで、かえって冷えがひどくなることもあるのです。
靴下はゴムがゆるめのものをはいた方がおすすめです。
3.ツボ押し
ツボは健康のバロメーターだと思います。
何ともない時は、そのツボを押しても痛くもかゆくもないのですが、何かしら症状がある時はものすごく痛いです。
三陰交(さんいんこう)
内くるぶしから指4本分上にいったところにあるツボ。
足が冷えたりむくんでいる時に押すと、めちゃめちゃ痛いです!冷えている方は、是非ここを刺激してみてください。
指間穴(しかんけつ)
その名の通り、手の指の間にあるツボ。親指の内側のところは虎口(ここう)といいますが、指の間の水かきの部分です。
ここをつまむようにして刺激してみてください。
3.簡単な体操
やっぱり身体を動かすことは血行促進につながります。かといって、体力を使うような運動ではなくて、すぐに出来る簡単なものがいいですよね。
グーパー運動
手足をグーパーと、閉じたり開いたりするだけですが、数分やっているとぽかぽかしてきます。
ぐるぐる回す
手首、足首をぐるぐると回します。また、指も1本1本丁寧にぐるぐる回してみてください。
辛い末端冷え性、毎日のケアで乗り切ろう
更年期って、身体や心が思い通りにならなくて辛いなあと思っている人も多いと思います。
でも、避けて通れない道ですから、悩むよりも少しでも楽しく、快適に過ごすにはどうしたらいいかな?と思った方がいいですよね。
末端冷え性も辛いですが、今回ご紹介した方法を是非試してみてください。
中でも温冷浴はすごく効果があると個人的には思っています。是非お試しあれ。