更年期障害に見られがちな女性の情緒不安定と上手につき合う方法
更年期障害の症状は人によって様々です。身体の症状が出る人もいるし、心の症状が出る人もいます。
いずれにしても、これはホルモンのせい。あなたのせいじゃない。
だから、更年期は上手に乗り切っていかないと!焦らないで、うまくつき合っていきましょう。
今回は、更年期の不安や落ち込み、イライラなどの情緒不安定とのつき合い方についてお話しします。
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色々ある、更年期の心の症状
なんだか心がざわつく。わけもなく不安になる。
これまで感じたことのない暗い気持ちは更年期のせいかも知れません。
- 落ち込む
- やる気がなくなる
- 趣味にも打ち込めない
- イライラする
- このままで大丈夫かと不安になる
- 孤独を感じる
こんな症状はありませんか?
更年期と心の関係
女性ホルモンと心がなぜ関係するのか。それは、脳の視床下部と下垂体と呼ばれる部位が関わっています。
その指令によって下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵巣からエストロゲンが出る、という仕組みになっています。
ところがこの指令通りにホルモンが分泌されなくなってくるのが更年期。
女性ホルモンには「フィードバック」というシステムがあって、出過ぎている時は抑える、足りない時は分泌を促すというように、ホルモンの分泌量を自動的にコントロールする便利な働きがあります。
だから、「ホルモンが足りていませんよ」と連絡がくるものだから、下垂体では「じゃあもっと女性ホルモンを出して!」と卵胞刺激ホルモンを出すんだけれども、もう卵巣が衰えているものだから、いくら指令を出したところでエストロゲンは思うように分泌されない。
すると、このアンバランスさが視床下部にも影響を与えてしまうのです。
更年期と忙しい年代が重なる
忙しさやストレスも更年期の症状に拍車をかけます。
40代後半から50代前半って、子供の大学受験とか就職など、何かと忙しいことが重なりますよね。お金も必要だし、仕事も忙しいし、あれこれ一度に問題が吹き出してくる時期でもあります。
また、自分の親も年老いてきて、介護の問題なども出てくる。周りの友達にも病気になる人が増えてくる。
何かとストレスが多い時期なのです。
そこに更年期が重なるから、心がどうしても不安定になりがちなのです。
どうすれば更年期の情緒不安定を乗り切ることが出来るか
心の症状をどう受け止めるか、どう感じるかは個人差が大きいものです。
一番大事なのは「深刻に考えないこと」。更年期はいつか終わりが来ます。一生続くことではないのです。
こんなの、いっときのことよと割り切って、気分転換した方がいいです。
とにかく気分転換、リラックス
まず、楽しいと思えることを探しましょう。今までの趣味が楽しいと思えなくなったなら新しいことを始めてもいいじゃないですか。
そんな気分にならないかもしれないけど、そのまま家の中にいても気持ちが晴れることはありません。
だったら何でもいいから、楽しそうだなと思えることをやってみてください。
気分を変えるにはアロマテラピーを利用するのもおすすめ。
リラックスしたい人は、ゼラニウム、ローズウッドなどの柔らかめの香りがいいでしょう。
無心で身体を動かす
だるい、疲労感など身体の症状がひどい時には無理をしてはいけませんが、そうでないなら積極的に身体を動かしましょう。
運動している間は物事を考えないで済むからです。
スポーツジムに通うのもいいし、それほど時間が取れないならウォーキングでもいいと思います。
ウォーキングしよう!なんて意気込むと続かないから、「散歩」でもいいですよ。散歩だったら気楽に出来そうじゃないですか。
外に出たくない人はヨガもおすすめ。私はWiiUのヨガをやってますよ。家の中でできるし、これがなかなか難しいんです。
真剣にやると結構疲れるし、おもしろい。それでダイエットも出来たら嬉しいな、なんて思ってやってます。
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それでもダメな時は
それでもなかなか気分転換が出来ない時は、サプリメントを利用してみてください。
女性ホルモンのバランスをサポートしてくれるので、少しは気分が晴れるかも。
ただし、素人判断は禁物。
どうにも普段の生活が辛いな、と思ったら婦人科で専門のお医者さんに相談してみるのが一番です。
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