更年期になって肩こりや首のコリがひどくなったときの対処法
あれこれ症状が出てきてその度に悩まされる、更年期。いやですねえ。
しかし、イヤダイヤだと言っていても仕方ない。逃げられるものでもないので、何とか出来るように対処法を考えましょう。
今回は、更年期の肩こりや首のコリについてお話しします。
私は元々ひどい肩こり持ちなので、さらにひどくなった感じがします。
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更年期の肩こり、首のコリの原因は?
元々肩こりがある女性は多いですが、更年期になってさらにひどくなったと感じるなら、やはりそれは年齢的なことが原因でしょう。
自律神経の乱れによる血行不良
また自律神経か・・・と思わざるを得ませんが、やっぱり更年期の不調は、
女性ホルモンのバランスの乱れ→自律神経の乱れ
ということが原因のようです。
自律神経は血管の収縮や拡張をコントロールしていますが、その働きが乱れてしまうことによって血行不良が起こり、肩こりをひどくしている可能性があります。
血行不良が起きているときは、肩こりと同時に末端冷え性などの症状が出ていることもありますね。
末端冷え性については、こちらの記事も参考にしてください。
これも血行不良が原因なんでしょうね。
それに伴って、肩こりがいっそうひどくなっている気がします。ちょっと揉んでもらったくらいでは全く解消できません。
筋力の衰え
これは直接更年期とは関係ありませんが、やはり40代後半から50代にかけては筋力も低下してきます。
それに伴って、肩こりや腰痛が出ている可能性もあります。
老眼や眼精疲労
はい、これも更年期とは直接関係のないことですが、年齢的に出てきますね、老眼。
ピントが合わないので目を一生懸命使うと眼精疲労を起こすことも。
それによって、肩こりや首のコリがひどくなることがあります。
更年期の辛い肩こり、どうすればいい?
↑ マッサージに行きたいけれど、そんな時間はありませんよね。根本的な解決にはなりませんしね。
そこで、家でできることを実践してみましょう。
身体を温める工夫
お風呂はシャワーだけで済ませていないでしょうか。
面倒かもしれませんが、湯船にもつかってしっかり身体を温めましょう。
15分ほど入ってじわりと汗ばんでくればOKです。
もし時間がない時は、温かいシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びるようにしてみてください。
冷たいシャワーを浴びるのがきつければ、25〜30度くらいの水を足元にかけてみるだけでもいいでしょう。
冷水の刺激で血行を促進します。
リラックスすること
40代には色々なストレスがかかってきます。家事も仕事も大変だし、子供のこともあります。
自分にかまっている暇はありません。
でも、だからこそ、少しでもリラックスする時間を作りましょう。それで自律神経のバランスを整えていきます。
寝る前に好きな音楽を聴くとか、アロマテラピーを楽しむとか、何でもいいです。
家でできる楽しみを見つけて、自分なりのリラックスタイムを作ってみてください。
ちなみに私は、アロマテラピーと寝る前の読書です。
適度な運動
筋肉が凝り固まっているので、マッサージに行く時間が無いなら運動しましょう。
かといって、そんなに大変な運動をする必要はありません。
おすすめはラジオ体操です。私もYouTubeを見ながらやっています。
第1と第2がありますけど、それぞれ3分なんですよ。
1つやるとだいたい11〜12kcalくらいのカロリーを消費できますしね。
真剣にやると全身の筋肉を使うので、結構な運動になります。是非やってみてください。
休むこと
やっぱり休息は必要。
身体の中で大きな変化が起きているのですから、疲れもたまるんです。
だから、調子が悪いと思ったら家族に遠慮せず休むことです。
自分の身体は自分で守る。休むことも大切なセルフケアの一つです。
大豆イソフラボンをとる
急激に減少する女性ホルモンをサポートするために、大豆イソフラボンを積極的に摂りましょう。
私も豆腐や納豆は毎日食べるようにしています。
女性ホルモンのバランスの乱れを少しでも抑えることが出来れば、自律神経にもいい影響があるからです。
ただ、忙しくてなかなか大豆製品をおかずに取り入れられないという人は、サプリメントなども利用してみてくださいね。
更年期の肩こりだと思ったら、冷え対策と休息を
肩こりは昔からある人も多いので、それが更年期によるものか、それとも他の要因なのかがわかりづらいところもあります。
腕が上がらないほど肩が痛いなら「五十肩」かもしれないですしね。
でも、こっているという症状があるなら、やはり冷え対策と休養が必要でしょう。
身体に無理が生じているから症状が出ているんです。
ちょっと足を止めて、ゆっくりしなさいといわれているのかもしれません。
自分の身体と向き合ういい機会ですから、たかが肩こりと思わず、自分をいたわってあげて下さい。
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