気になる更年期の下腹部痛、原因と対策
どうにも下腹部がチクチク痛む。これはもしかして更年期と関係があるんだろうか？と思い、調べてみました。
ここ何年も生理痛なんてないのに、しかも生理が終わった後なのにお腹が痛いって何なんだろう。
もうほんとに、更年期って面倒ですね〜。
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更年期の下腹部痛の原因は？
更年期の不調といえば、やっぱり女性ホルモンの減少と自律神経に関係があるみたいです。
女性ホルモンが減少することでの腹痛
女性ホルモンが減少することから、女性特有の病気の発症リスクが高まります。
など、下腹部痛が症状として現れる病気があるので注意です。
これらの病気は女性ホルモンとの関連で起こるものなので、例えば食生活などを改善したからといって予防できるものではない、というのが怖いところです。
もちろん、身体を冷やさないとか栄養バランスの良い食事を摂るとか、すべての病気の予防に共通する生活習慣を作ることは大事ですけど、頑張っても防げない可能性はあります。
子宮内膜症は私も以前患っていて、命に関わる病気ではありませんが相当の痛みに耐えてきました。悪化するとかなり痛いですから、痛みが治まらないなと思ったら病院へ行った方がいいです。
また、子宮筋腫は不正出血など他の症状があることも多く、生理の様子がおかしいなと思ったら病院へ行きましょう。
女性のがんについては、毎年検診を受けるしかないと思います。卵巣がんや子宮がんは初期の自覚症状が少ない場合が多くて、気づいた時にはかなり進行しているというケースがあります。
40〜50代くらいだとまだ若いですから、がんの進行も早い。これを早期発見、早期治療するためには、やはり検診を受けた方がいいでしょう。
エストロゲンの減少によって卵巣や子宮も萎縮していくので、それによる痛みが出る場合も。
ただしこれは自然現象なので、それほど心配はありません。
自律神経の乱れによる腹痛
女性ホルモンのバランスが乱れることで自律神経のバランスも同時に乱れてしまい、それが腹痛の原因になっていることがあります。
腸の動きは自律神経がコントロールしていますから、それが乱れることで
- 便秘、下痢
- 過敏性腸症候群
- 神経性胃炎
などの症状が出ることがあるようですね。
胃や腸の症状はストレスとも大きく関係していますから、更年期のイライラ、身体が思うようにならないストレスなどが重なると、痛みとして出てくるのかもしれません。
私の場合、下腹部痛が出てきたと同時に、ひどい下痢の症状も出ました。
その頃、ちょっとしたごたごたで非常にストレスがたまっていたので、それが原因なのかなと思います。
整腸剤を飲んで、数日で下痢と下腹部痛はおさまりました。
お腹が痛いときはどうすればいい？
下腹部痛が更年期によるものなのか、いつもの生理痛なのかを見極める必要があります。
更年期によるものなら
更年期障害の症状の１つなら、他にも症状が出ていると思います。
- イライラする、不安感など
- 汗が出る、のぼせ
- 眠れない、または眠くて仕方がない
- 疲れやすい
など、更年期特有の症状も出ているときは、女性ホルモンのバランスが乱れていることが原因でお腹が痛くなっているのかも。
それなら、少しでも女性ホルモンのバランスを整えて、ゆっくり休むことが大切です。
こればっかりは自分の意思ではどうしようもないので、
- 疲れたら休む
- 栄養バランスの良い食事を摂る
- 楽しいことをしてストレスをためないようにする
などの対策をしてみましょう。
市販薬やサプリメントを使う
下痢や便秘などの症状が起きているときは、女性ホルモンのバランスを整えると同時に、整腸剤や漢方薬を使うのもおすすめ。
私は普段から大豆製品を摂ることを意識していますが、足りないなと思ったらサプリメントをプラスします。
また、普段から便秘ぎみでお腹の調子は良くないので、整腸剤も常備していますよ。
ビオフェルミンは子供達も一緒に食べられるので、食卓においてあります。水で飲まなくてもポリポリ食べられるので便利です。
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婦人科で相談
気になる下腹部痛が更年期によるものなのか、それとも他の原因があるのか、素人判断は難しいです。
ですから、痛みがしばらく続いているようなら、やはり婦人科に行ってみてもらうのが一番。何でもなければそれで安心できるのですから。
まとめ
更年期の腹痛は、女性ホルモンの減少が原因で起こるもの、自律神経のバランスが乱れて起こるものなど様々です。
生活習慣の見直しによって改善できるものもあれば、そうでないものもあるので、心配なときは早めに病院へ行くことをおすすめします。
また、更年期は女性特有の病気が増える年代でもあります。面倒かもしれませんが、定期的な検診は受けておいた方がいいと思います。
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