更年期障害で円形脱毛症に?原因と対策は?
更年期に入ると抜け毛が増える人います。ちょっと抜け毛が増えたかな、というレベルを通り越して、円形脱毛症になってしまう人も。
円形脱毛症自体は更年期と関係なく起こる症状ですが、更年期は特に発症しやすいといわれています。
更年期になるとどうして円形脱毛症になりやすいのか、その原因と対処法についてお話しします。
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更年期で円形脱毛症になる原因
実は更年期と円形脱毛症には、直接的な関係はなさそうなんです。
というのも、円形脱毛症の抜け毛は、毛根が炎症を起こしてしまっている状態なので、単なるホルモンバランスの乱れからくる抜け毛とは症状が違うからです。
たしかに、更年期になると抜け毛が増える人は多いです。
ただそれは、全体的に髪が薄くなる「びまん性脱毛」が多いんですね。
分け目が気になるとか、髪のボリュームがなくなってトップがぺたんこになってしまうとかです。
それに対して円形脱毛症はごそっと一部が抜けて生えてくなくなるわけです。抜け方が違うんですね。
円形脱毛症自体、原因がはっきりわかっていないのですが、自己免疫不全の状態であるという説が有力なんです。
だから更年期の女性ホルモンの減少によって起こる抜け毛とは原因が違うので、病気として皮膚科で適切な治療を受けないといけません。
更年期の円形脱毛症の対処法
過度なストレスやアレルギー反応が原因とも言われていますが、いずれにしても病院で専門医見てもらうのが一番です。
医師が髪の毛の抜け具合、抜けた毛根の様子などをチェックして治療法を決めていきます。
- ステロイド剤の使用(塗り薬or飲み薬)
- 紫外線を当てるなどの毛根の活性化
- アレルギー薬の投与
など、その人の脱毛の具合によって治療方法は変わります。
もし強いストレスが原因だとしたら、頭皮の治療と同時に心の問題を早く解決した方がいい場合もありますね。
いずれにしても円形脱毛症は心と体からの何らかのサインです。
目立たないからと見過ごしてはいけません。
見つけたら早めに病院を受診して、治療を開始しましょう。
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