更年期の辛い症状や心身の悩み、相談はどこにすればいい？
最近感じる心身の不調。もしかしたら更年期かな？
そう思っても、身近に経験者がいないと相談しづらいですよね。
なんとなく、いきなり婦人科に行くのもためらわれて、そもそもこれが更年期なのかただの疲労なのか、ということも素人にはわかりません。
こんな時、どこに、誰に相談するのがいいのでしょうか。
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電話相談
辛いということを人に話すだけでも気持ちが楽になることがあります。「こんなことで相談してもいいのかな」と思わずに、辛い症状を一人で抱え込まずに、専門家に話してみましょう。
女性の健康とメノポーズ協会
メノポーズとは英語で「更年期」「閉経」を意味する言葉です。
女性の障害を通した健康づくりなどについてサポート活動を行っている協会で、1998年から毎週火曜日と木曜日に電話相談を行っています。
協会の研修を受けて認定された「女性の健康相談対話士」が親身になって話を聞いてくれます。
女性健康支援センター
厚生労働省が整備を進めている女性健康センターが全国に設置されています。
保健所や保健福祉センターに設置されていることが多く、女性の健康に関する相談指導を行っています。
電話相談やメール相談などセンターごとに実施している内容が違うので、近くのセンターを探してみてください。
日本助産師会
日本助産師会でも、毎週火曜日に電話相談を受け付けています。
更年期に限らず、女性の健康全般、子育てについてなども相談できますよ。
公益社団法人日本助産師会 電話相談（子育て・思春期・更年期）
専門医を探す
近所に専門の医師がいるのか、自分の症状を直に相談したいという人は、こちらで探してみてください。
日本女性医学学会
日本女性医学学会は、旧名称を日本更年期医学会といい、女性の更年期障害に関する専門家を認定するなどの活動を行っています。
自分の住んでいる場所の近くに専門医がいないか、地域ごとに探せます。
更年期外来リスト
全国にある、女性の健康とメノポーズ協会の会員医療機関の一覧です。
全国の婦人科・更年期外来のご案内 | 女性の健康とメノポーズ協会
病院を検索
「QLife」では、更年期障害についての相談が出来る病院を検索できます。
更年期の症状は個人差があって様々だから
更年期障害の症状は、例えば、こんなに症状があるんですよ。ご存知でしたか？
- イライラ
- 不安感
- 不眠
- だるさ
- のぼせ
- ほてり
- 汗
- 手足の冷え
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 空腹
- 立ちくらみ
- 動悸
- 息切れ
- めまい
- 手足のしびれ
- 関節の痛み
- かゆみ
- 口の乾燥
例えば、空腹。食べても食べてもお腹がすく。
それを「更年期障害」だと自分で判断できる女性がいるでしょうか？
口の乾燥や関節の痛みは？
本来なら婦人科の更年期外来に行けば良いのですが、歯医者や整形外科、もしくは心の問題かと心療内科に行ったり、本来の治療が受けられない診療科に行ってしまう人がほとんど。
しかも、医者ってのは自分の専門外には詳しくないから、適切な治療が受けられなくて症状が改善されないことを「もしかして更年期の症状かな？」と疑うことも少ないのです。
だからここは自分で疑うしかありません。
40～50代で、特にどこにも異常がないのに体調不良が続いたら、更年期障害の可能性を考えて、一度相談してみることをおすすめします。
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