更年期の口臭対策。自分では気づきにくい口臭を防ぎたい
口臭は自分で気づきにくいので厄介ですね。誰か教えてくれればいいのですが、家族でも指摘しにくかったりするものです。
更年期は口臭という症状も出やすくなるので、人の反応を見て「もしかして、私口臭がある?」と思ったら、口臭を予防する対策をしていきましょう。
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更年期の口臭の原因
きちんと歯も磨いているし、これまで口臭なんてなかったのに・・・口臭に気づくと少しショックですよね。
まさか自分が、と思ってしまうでしょう。
しかし更年期になると、きちんと歯を磨いていても口臭が出やすくなる条件が増えてしまうのです。
ドライマウス
更年期の症状のひとつに、唾液の分泌が減る、ということがあります。
更年期になると自律神経のバランスも乱しやすく、ストレスを感じることが多いですね。それが唾液の減少につながります。
唾液が少なくなると口の中が乾燥しやすくなり、細菌も繁殖しやすくなってしまうんです。
そのせいで口臭だけでなく、歯周病なども起きやすくなります。
更年期の口臭対策
口臭を予防するには、口の中の雑菌を減らすことが大事です。歯磨きはもちろんですが、唾液を増やすことが口臭予防のポイントです。
たくさん噛むようにする
食事の時は食べ物を1口30回以上噛んでから飲み込むようにしましょう。
たくさん噛むほど満腹中枢を刺激しやすくなり、食事量を抑えるにも役立ちますから、更年期の空腹感に悩まされている人にもいい方法ですね。
また、ガムを噛むのも唾液を増やすのに有効です。
砂糖の入っていない、キシリトール入りのガムを噛んで、唾液を増やしましょう。
こまめにうがいをする
こまめにうがいをして口の中を潤すのも有効です。
もし仕事中などでうがいに立つのが難しければ、お茶や水で口を湿らすのでもいいでしょう。
唾液腺マッサージをする
あごの下には唾液をたくさん出すポイントがあるので、そこをマッサージすると、じわ~っと唾液が出てきますよ。
- 舌下線(舌の真下あたり)
- 顎下腺(下あごラインの内側)
- 耳下腺(耳の前当たり、上の奥歯のあたり)
舌回し運動
舌回し運動はほうれい線の解消に良いといわれているエクササイズですが、唾液を増やす効果もあるのでドライマウス対策としてもおすすめです。
- 口を閉じて下を歯茎と唇の間に入れます。
- 左上からスタートし、ぐるっと歯茎を舐めるようにして右側に舌を移動します。
- 今度は下を通って元の位置に戻ってきます。
これを右回り、左回りと30回ずつやってみてください。
慣れていないと結構口の周りの筋肉が痛くなると思うので、最初は10回くらいからスタートでもOK。慣れてきたら回数を増やしていきましょう!
口臭が出る前からやってみて欲しい!
自分で気づくほどの口臭が出たら、それはかなり周りに臭っているということ。
だから、そうなる前に早めのケアをしておきましょう。
唾液が多くて損をすることはありませんから、今からでも口臭対策をしておいた方がいいですね。
中年女性の4人に1人はドライマウスだといわれていますから、自分だけは違うと思わずにやっておきましょう。
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