更年期障害の空腹はどうやってしのぐ?
更年期障害の症状は色々あります。
ホットフラッシュとかイライラ、というのがよく知られていると思いますが、なかには「異常な空腹を感じる」という症状もあるのだとか。
お腹がすくというのと更年期障害はなかなか結びづけづらいかもしれないですね。
もし更年期に入って、特に食事の習慣も変えていないし、激しい運動もしていないのに異常な食欲を感じるという時は、更年期障害を疑ってみてください。
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イライラとあわさると大変
更年期に入ると女性ホルモンのバランスが乱れることで、精神的に不安定になり、イライラの症状が出る人が多いですね。
そこへきて異常な空腹感。人はイライラすると甘いものが欲しくなると思います。
ついチョコレートやクッキー、和菓子など甘いものに手が出てしまいそうになります。甘いものを食べると気持ちが落ち着きますし、イライラが解消されるからです。
しかも我慢すると余計にイライラしますから、どか食いにつながる可能性がありますね。
更年期の間にぐんと体重が増えてしまう女性が多いのは、更年期障害のイライラと空腹感が同時に出てしまっていることも多いんです。
他の病気を引き起こすことも
異常な食欲のままに食事をしてしまうと、そこから肥満や糖尿病に移行してしまう可能性があります。
ただでさえ女性ホルモンが減少し、内臓脂肪がつきやすくなっている年代ですから、空腹に堪え兼ねて食べ過ぎてしまうことは避けたいものです。
更年期の空腹をやり過ごす方法
空腹を感じているのに全く何も食べないのは余計にイライラが募ります。
かといって、食欲のままにたべてしまうのは危険。
空腹のイライラを鎮めつつ、お腹も満足する方法を考えましょう。
温かいハーブティーを飲む
胃に温かいものを入れると気持ちが落ち着きます。こんな時はコーヒーや甘いココアよりも、ノンカフェインで糖分の入っていないハーブティーがおすすめです。
飲みやすいのは、
などでしょうか。
ローズヒップはビタミンCがたっぷりなのでお肌にもいいですよ。
ちょっと酸っぱいので、はちみつを加えるといいですね。ゆっくり蒸らして、実も一緒に食べて下さい。
ローズペタルはバラの花びらのお茶。本当にいい香りなので、気持ちが安らぐと思います。
香りを楽しみながら、出来るだけゆっくり飲みましょう。
食事の回数を分ける
1日に食べる総量は変えずに、食べる回数を増やします。
朝ごはんをいつもより少なくし、少なくした分を10時頃食べる。お昼も少し減らして、減らした分をおやつに当てる。
実際、食事の回数を増やす方法は「小分けダイエット」として知られています。
1回の食事の量は減らしますが、回数が増えるので、エネルギーの補給が短時間で行えることになり、身体は「エネルギーが十分だ!」と思ってくれるようになるんです。
だから1日3食より5食にした方が空腹を感じにくくなる、というわけです。
くれぐれも、いつもの量で回数を増やさないようにしてくださいね。それでは意味がありません。
良く噛んで食べる
食事をする時は、スマホをみながらとか新聞を読みながらではなくて、食べることに集中しましょう。
真剣に食事をするんです。
そして、良く噛んで食べます。噛む回数が増えるほど満腹中枢を刺激しやすくなりますから、量が少なくても満足できるようになります。
最低でも1口30回は噛みたいですね。
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